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脊椎センター

脊椎センター(せぼね外来)


せぼね外来について

脊髄・脊椎疾患に特化した治療部門として、平成26年12月にせぼね外来を開設しました。当外来では脊椎疾患に関する治療・研究において豊富な経験を持つ専門医が診療にあたっています。対象疾患は頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、後縦靱帯骨化症に代表される脊椎変性疾患が代表的ですが、脊髄腫瘍、脊髄血管障害や先天性奇形(脊髄空洞症、キアリ奇形、腰仙部脂肪腫など)など多岐にわたります。
すべての脊髄・脊椎疾患に対して負担の少ない治療を心がけており、手術を行った患者さんでも術後3〜7日での退院が可能です。
「腰が痛い」「首が痛い」「肩がこる」「手足の痛みやしびれ」「長い距離を歩けない」などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

診療対象となる疾患

担当医師

非常勤医師 菅原 卓 医師
(秋田県立脳血管研究センター脊髄脊椎外科診療部 部長)

専門領域 頚椎・腰椎椎間板ヘルニアの低侵襲手術
頚椎症、腰椎症(頚部、腰部脊柱管狭窄症)の外科的治療
脊髄腫瘍、脊髄血管障害の外科的治療
脊椎圧迫骨折の治療
認定資格 日本脊髄外科学会指導医・認定医
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医

非常勤医師 東山 巨樹 医師
(秋田県立脳血管研究センター脊髄脊椎外科診療部 医長)

専門領域 頚椎・腰椎椎間板ヘルニアの低侵襲手術
頚椎症、腰椎症(頚部、腰部脊柱管狭窄症)の外科的治療
脊髄腫瘍、脊髄血管障害の外科的治療
脊椎圧迫骨折の治療
認定資格 日本脊髄外科学会認定医
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医

主な手術について

  • 脊髄・脊椎顕微鏡手術
  • 脊椎圧迫骨折に対するBKP治療など

BKP治療法とは

BKP治療法イメージ
■せぼねの圧迫骨折の原因について
骨粗しょう症などによって、骨がもろくなると身体の重みを支えきれず、背骨(脊椎)の椎体部分が変形・骨折することがあります。圧迫骨折は日常のちょっとした動作で生じ、腰や背中に強い痛みが起こります。これまではコルセットや内服薬による保存的療法が行われることが多く、長時間の安静を余儀なくされていました。

■高齢者に優しい、BKP治療法とは
骨折によってつぶれた骨の内部を膨らませ、そこに医療用セメント(骨セメント)を注入して“骨を修復する”治療法がBKP(バルーン・カイフォプラスティ)です。1990年代にアメリカで開発された新しい治療法で、全国的にもこの治療法を行える施設はまだまだ少ないのが実情です。
手術は全身麻酔で、専用の注射針を背中に刺してバルーン(風船)でつぶれた骨を元に戻し、その後セメントを注入します。大きな傷は残らず、一週間以内に退院できます。特に高齢者の方に優しい手術となっています。
■治療による効果
この治療は圧迫骨折による痛みを改善し、また後弯変形(こうわんへんけい、猫背のこと)を改善して背骨をより正常な配列に近づけるため、次の効果が期待されます。
  • ① 痛みによる日常生活動作困難、睡眠障害・うつ状態の改善
  • ② 新たな脊椎圧迫骨折の予防
  • ③ 腹部臓器の圧迫による食欲不振、逆流性食道炎の改善
  • ④ 肺の圧迫による呼吸機能障害の改善
  • ⑤ バランス感覚低下による転倒の予防
  • ⑥ 寝たきりの予防や死亡率の改善
■治療対象者
本治療の対象者は、手術以外の保存的療法(体を傷つけない治療法)によっても背中の痛みが改善されない方です。骨折した骨の数や形、全身状態によっては対象とならない患者さんもおられます。詳しくは担当医までご相談ください。

■治療イメージ
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前

  • 治療後のイメージ
    赤い点が手術の痕
  • 治療時のレントゲン写真
     治療時のレントゲン

実績

2016年度 脳神経外科

外来診療日数 293日
外来患者総数 7,601人
初診算定患者数 642人
新患数 113人
紹介患者数 155人
新入院数(内、他科からの転入) 267人(15人)
在院数 5,886人
平均在院日数 22.1日

2016年度 脊椎センター 治療実績

腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、胸椎黄色靭帯骨化症 19件
(胸)腰椎圧迫骨折 6件
頚椎症、頚部脊柱管狭窄症 2件
腰椎椎間板ヘルニア 1件

お問い合わせ

所在地 〒999-7782 山形県東田川郡庄内町松陽1丁目1-1
TEL 0234-43-3434(代表)