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循環器内科

心臓センター 循環器内科


循環器内科の概要

当院に搬送された救急患者さんは受け入れ直後の診断からカテーテル治療まで、専門医による切れ目ない迅速な専門治療を受けることができます。


循環器内科について

循環器内科は2010年10月から新体制となり、この4年間、心血管カテーテル治療(PCI)を中心に行ってきました。山形県では、昨年は置賜の病院につぎ2番目の症例数を施行しています。これは、ひとえに院内のコメディカルスタッフ(放射線、ME、看護師)が協力的であったこと、患者さんが超高齢で他院では治療ができない症例も受け入れているためと考えられます。
この4年間は循環器内科について広報活動もせず、カテーテル治療についても積極的に啓蒙をしてきませんでした。そのため、最近近隣の開業医の先生を訪問していますが、当院がこれだけのカテーテル治療を行っていると認識されている先生は皆無でした。今後、当院循環器内科が冠動脈カテーテル治療を中心に行っていることを伝えていこうと考えています。

冠動脈カテーテル治療の現状

日本でPCIは1981年から始まり、当初はバルーンで拡張するだけの手技でしたが、この20年間で、血管の再狭窄が起こりにくくなる薬剤溶出ステント、高速冠動脈切除など種々の道具が改良されました。また、細いカテーテルの登場によりさらに低侵襲となったこと、術者の技術が向上したため、今まではバイパス手術を推奨していた複雑病変(慢性完全閉塞、左主幹部病変、3枝病変)に対してもカテーテル治療を積極的に行えるようになりました。特に、薬剤溶出ステントが登場してからは、日本ではバイパス手術が減少しており、特に高齢者や状態の悪い患者さんにも積極的に行われています。
当院では、80歳以上の高齢者、透析患者、重症下枝動脈虚血の患者さんが多く、ほかの施設では治療が困難な方でも治療が可能で、そのため症例数が多いのが現状です。ただ残念なことに循環器内科で重要な急性心筋梗塞患者さんの救急搬送や近隣からの心臓疾患の患者さんの紹介が少なく、今後の大きな課題となっています。

我慢せずにすぐに受診を

カテーテル治療のメリットは今まさに血管が閉塞している急性心筋梗塞や急性下肢動脈閉塞に対して、緊急治療ができれば最も有効であるのは言うまでもありませんが、地域がら1日我慢してひどくなってから来られる患者さんや当院にたどり着けず亡くなられるケースが多いのが現状です。
胸が苦しい、歩くと足が痛いなどの症状があれば我慢せずにすぐに当院を受診されることをおすすめします。OCT(光干渉断層法による画像検査)、血管内視鏡、FFR(血流を測る部分冠血流予備量比測定)などを導入することにより、質の高い血管カテーテル治療を目指しておりますので、よろしくお願いいたします。
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医師紹介

副院長 心臓センター長 循環器内科部長菊池 正

専門分野 循環器内科
認定資格 日本内科学会専門医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション学会指導医
得意な治療 心血管カテーテル治療
ひと言 狭心症、心筋梗塞などの心臓カテーテル治療を専門に行っています。心配な方はぜひ受診してください。

医師スタッフ一覧

循環器内科部長 菊池 正
循環器内科非常勤 葉山 泰史

診療実績

2016年度 循環器内科

外来診療日数 233日
外来患者総数 5,643人
初診算定患者数 298人
新患数 46人
紹介患者数 220人

2016年度 循環器内科

新入院数(内、他科からの転入) 418人(44人)
在院数 4,225人
平均在院日数 10.1日

2016年度 循環器内科 治療実績

心臓カテーテル検査(CAG) 410件
経皮的冠動脈形成術(PCI) 250件
経皮的血管形成術(PTA) 104件
末梢造影検査(四肢血管、シャント) 271件
その他血管造影(腎、上下大動静脈、鎖骨下動脈) 34件
ペースメーカー関連手術 31件
体外ペーシング 19件
経皮的大動脈弁形成術(PTAV) 4件
経皮的カテーテル心筋焼灼術(ABL) 2件